感想文「仮面ライダーBLACK SUN」

こんにちは。代表弁護士の山本です。

待ちに待った「仮面ライダーBLACK SUN」。
ようやく全10話視聴完了しましたので、今日はその感想を書きます。
(ネタバレありですので未視聴の方はお気を付けください。)

一言でいうと「こういう挑戦、大歓迎!」です。

ストーリー展開自体はスリル満点ですし、50年前からの因縁が少しづつ解けていく謎解き要素もあり、めちゃくちゃ引き込まれます。
僕も時間を忘れて一気見してしまいました。(笑)

けど冷静に考えたら結構大味というか、「ん???」となる点が多かった印象。
例えば光太郎は「創世王を倒す」という強い信念を持った人物として描かれますが、その割には50年間もなにやってたん?とか。
信彦にしても、イマイチ行動理念がよくわからず、行き当たりばったり感が拭えないというか。
あとクジラ怪人、コウモリ怪人、ノミ怪人と言った光太郎に協力する怪人たちも、なぜ協力するのか、光太郎の考えに共感しているのかがよくわからない。

総じて、「キャラクターが動いている」というよりも、「学生運動」「差別問題」「汚職・癒着」と言った舞台設定やストーリーの都合でキャラクターが「動かされている」感が強く、終盤のブラックサン対シャドームーンにも今一つカタルシスが不足していたような気がします。

でも、そんなことは些細なことです。

だって、ブラックサンもシャドームーンもめちゃくちゃカッコいいから。

西島秀俊さんも中村倫也さんもカッコよすぎだし、変身ポーズのキレがヤバい。
アクションシーンも大満足。

そして何より、突然の「仮面ライダーBLACK」のオープニング。

それだけでたまらないですよね。

上にも書いた通り、シナリオ自体はめちゃくちゃ引き込まれたので、見ていてつまらないとかではないです。

そして僕は何より、「仮面ライダー」でこういった新しい挑戦が見られることが本当にうれしいんです。

そりゃ、白倉Pや小林靖子先生が直接手掛けた「アマゾンズ」の方が好きだし、完成度も高いですよ。

でも多分、白倉さんご自身も「新しい仮面ライダー像」が見たいんだと思います。
今回の白石和彌監督であったり、「シン仮面ライダー」の庵野秀明監督であったり。
いわゆる特撮畑でない方たちが描く「仮面ライダー」がどんなものなのか、他ならぬ白倉さんご本人が一番楽しみにしているに違いないのです。

であれば僕も、「新しい仮面ライダー像」「新しいヒーロー像」を描く挑戦を心から楽しむだけです。

しばらくは「シン仮面ライダー」を心待ちにしつつ、「BLACK SUN」を見返したり、「555」や「アマゾンズ」と比べながら色々と考えてみようかなと思います。

それでは、今日はこの辺で。

山本啓太法律事務所の最新情報をお届けします

画像をアップロード

シンプルでカスタマイズしやすいWordPressテーマ

※この表示はExUnitの Call To Action 機能を使って固定ページに一括で表示しています。