弁護士の「営業」のやり方について。②

こんにちは。代表弁護士の山本です。

今日も弁護士の営業について、僕が現時点で考えている内容を書いていきます。

前回は、腰を据えて営業活動をするためにもまずは「経費を削ること」から始めるべき、という話をしました。
もし興味がある方はコチラから読んでみてください。

そのうえで、じゃあいよいよ集客の方法の話になるのかというと、そうではありません。

そもそもあなたは「何を売る人」なんでしょうか?

例えば、異業種交流会に行ったとして、「私は何でも売ります!」と言ってる人がいたらどう思いますか?

その人から一体何を買ったらいいのか、判断しようがないですよね?
「車」が欲しいなら車に詳しそうな人に、「不動産」が欲しいなら不動産に詳しい人に話を聞きたいと思いませんか?

得意分野が分からない人に声をかけてみようという気にはなりにくいはずです。

しかし、これをやってしまっている弁護士をけっこう見るんですよね。
つまり「困ったことがあったら何でも相談してください!」系の言い方をしている人です。

営業のやり方という観点からは、あんまりよろしくないやり方だと思います。
理由は「記憶に残りにくい」からです。

「何でも相談してください!」は印象に残らないんです。
よっぽどキャラやコミュ力に自信があるなら別ですが、そうでないなら「契約書について悩んだら相談してください!」のように得意分野を伝えた方が記憶してもらいやすいと思います。

したがって、経費を削って次にするべきことは「特化する分野を決める」ことです。

分野を特化することによるメリットは他にもたくさんありますので、また書きます。

ですが最近は、「特化した方がいいのはわかるけど、どんな分野にしたらいいのかわからない…」という声をよく聞きます。
というわけで次回は「特化する分野の決め方」をまとめてみようかなと思っています。

今日はひとまずこの辺で。

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