定額顧問料の範囲で「契約書作成」などの業務をすべて外注できる顧問弁護士です。
こんにちは。代表弁護士の山本です。
当事務所の特色は、毎月定額の顧問料の範囲で契約書作成・修正などの業務をすべて外注していただけるサブスクリプション方式を採用していることです。
多くの弁護士事務所では、顧問料の範囲は相談のみ、契約書作成などは別料金という料金体系を採用しています。
結果、顧問料は一見安くても作業を発注すると結局高くついてしまうという話をよく聞きます。
しかし、それでは起業家のサポートとしては不十分だと考えています。
起業家が割けるリソースは時間的にも金銭的にも有限です。
限られた人的リソースを契約書の作成作業や修正作業に取られてしまうのはもったいないことです。
かといって、契約書が必要になるたびに弁護士に高額な費用を払うことも現実的ではありません。
そこで当事務所は、様々な工夫により、毎月定額の顧問料の範囲で契約書作成・修正などの業務をすべて外注していただくことを可能にしました。
クライアント側から見れば、顧問料により法律の専門家の知識を利用できるだけでなく、契約書の作成・修正といった作業を行う「アウトソース」を確保でき、人件費の節約にもなります。
この点が当事務所の大きな特色の一つだと考えています。
これを可能にする要因は以下の4つだと考えています。
1つ目は、「起業家の顧問弁護士」、その中でも「契約書作成・チェック」に特化していることです。
というのも、多くの事務所は、裁判等の「紛争解決業務」をメインとしています。
この紛争解決業務というのは、かなりの手間や労力を伴います。僕自身も勤務弁護士として働いていた頃は、日中は裁判の期日に出頭したり、裁判に提出する書面の作成やその打合せ等でほとんどの時間を取られていました。
そこで弊所では、基本的に紛争解決業務はお断りするか、他の弁護士と提携して受任するようにしました。これにより、リソースをすべて契約書作成・チェック業務に注ぎ込むことが可能になりました。
2つ目は、1の結果として、知識・ノウハウ・書式の集積に成功したことです。
基本的に「契約書作成」と言っても、完全にイチから作成することはほとんどありません。
類似する取引・プロジェクトの契約書をベースに、必要なアレンジを加えていくという作業がメインになります。
従って、ストックしている契約書・書式が多ければ多いほど、様々な取引・プロジェクトの契約書に携わった経験が多ければ多いほど、契約書作成・チェック業務のスピードも速くなるということです。
これは起業家支援に特化したからこそ得られた、弊所ならではの強みだと考えています。
3つ目は、「チーム制・分業制」を採用していることです。
先ほど述べた通り、契約書作成は類似の書式をベースに必要なアレンジを加えていくのがメインの作業です。
これをもう少し分解すると、【①ストックから類似の書式をピックアップする工程】⇒【②どのようなアレンジを加えるべきか見極める工程】⇒【③実際に文章に落とし込む工程】⇒【④最終チェック、微調整】と言った感じになります。
このうち、①と②はコツというか、かなりのノウハウが必要な部分です。そのため基本的にはこの工程は僕が自分で行います。
他方、③は、やるべきことは明確な反面、いわゆる「手を動かす作業」なので時間と労力を割かれます。そこで、この工程は弁護士チームメンバーに依頼し、僕は④の最終チェック・微調整のみを行うという形で分業しています。
色々と試行錯誤した結果、最も効率よくスピーディーに、なおかつ成果物のクオリティを落とさない分業体制としてこの形にたどり着きました。
最後の4つ目は「リーガルテック」の活用です。
リーガルテックとは、法律業務を支援するためのITサービス・ツールの総称で、昨今非常に注目が高まっている領域です。
弊所では「GVA assist」という契約書作成・審査ツールを導入しています。ツールを導入したことにより、契約書作成・チェックでありがちな「抜け・漏れ」「記載ミス」が大きく減少したり、先ほどの①~④の工程自体もかなりスピードアップしました。また、メンバー全員でツールを利用しているため、ノウハウや書式をさらに集約化することにも役立っています。
これから先、弁護士はリーガルテックを上手く活用できるかどうかでかなり変わってくるんじゃないかと思っています。
以上が、弊所が定額顧問料の範囲内で契約書作成・チェック業務を提供することを可能にしている要因であり、弊所ならではの強みです。
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